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2011
06/25
*Sat*

稼ぎと仕事

一昨日、東京大神宮マツヤサロンで行われたフォーラム「ご遷宮に見る、
自然を畏れ敬う生き方」に行ってきたのですが。
農学博士澁澤寿一氏の「日本人の風土と暮らし」のお話が良かったです。
山形の奥深いところに、昔飢饉の時ひとりも亡くなった人がいない村が
あるそう。

1年分の燃料は伐採した山の樹木。
針葉樹は上部を切ると枯れてしまうのを知っているから、上部を切っても
枯れずに芽を出す広葉樹を切って。

切られた地にはやがてわらびが生え、それから7~8年の後に今度は
きのこが。
村人はいつどこに何が生えているかみんな知っていて、それが村の食糧と
なる。

30年で一周り。
初めの場所に戻る頃には、燃料となる木もまた育ってきていて。
木も村も、森が育てた30年。

田舎の景色には意味があって。
風は神様の世界。
土は、人間の世界・暮らし。
それが合わさったものが「風土」。
祭りは、感謝してまた1年がんばって生きていく、その確認をしあう行事。

山の稼ぎと山仕事は違う。
稼ぎは食べるため家族に食べさせるため。
マタギは熊を狩り、その胃を売る。
仕事は、お金にならないけど自分の子孫の為に働くこと。
森の草を刈り、間伐をし。

育った姿を見ることができないけれど、苗木を植える。
自分が見られないのに使えないのになぜかと問われて、考えに考え
「作法」だと答えたというある村人。
伝えられてきた自然が大切だと言う心を、また黙って繋げる姿。

以前観た映画「森聞き」の元になった「森の聞き書き甲子園」、ちょうど
そのお話が出たのですけど。
最も古い人工林、奈良県吉野の樹齢250年の杉の木を見て。
初めは大きさにびっくりする高校生も、やがて250年守られ続けてきた
ということにびっくりするのだとか。

働く大人の姿を見て育った子供が、またその子に伝える。
ひとつの風景の中に、働く大人と子供があったその昔。
その昔に戻るのではなく、かつてのいいところをどのように今に取り入れて
いくか。
伝え伝えられて。
遷宮が特別なのじゃない、と。

自然との共生というけれど、やまとことばでは「きょうせい」でなく
「ともいき」。(ほ~!
動物も植物も人間も共に生きているのだ、ってもうひと方、民俗学者の
柿崎氏。

山の土が1cmできるのに100年かかるそうですょ、100年。
削り取らねばならない地面を、人が離れねばならない山村を思うと、
胸痛い。
気が遠くなるほど年月をかけても、元に戻るかどうかもわからないの
だから。

この前夜足を運んだ奈良学ナイトレッスンでも。
ずっと大事にしてきたものされてきたものを、私達も大事にしたいという
お話で。
昨夜は孫さんの自然エネルギーフォーラム。
311以降のこの時間この世代がどんな仕事をするのか、したと未来に
残る(せる)のか。
例え自分が目にすることができなくても、事を成せる今でありたい。
その心を繋げたい。

「伊勢の地に定まるのに神様も26年かかっているのだから。」と柿崎氏
もおっしゃっていましたから。
自分もこの変わり目の流れの中、未来の邪魔をしないよう、よーく
目を凝らし耳を澄ませ。
それはそれはささやかでも、出来得る仕事をしたいと思う。
ヘナチョコですが

・・・と、来週初めにかけてまた濃い時間がしばし続くのです(苦笑
明日は朝から東京平和映画祭、「原発のない世界は作れる!!
~こどもたちが笑顔で暮らせる世界に~」。

せっかくですから、、
お話にも「森聞き」にも出てきた杉の種取り名人、その技とそれと出会った
高校生のお話↓をぜひ!


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