This Archive : 2012年01月

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2012
01/28
*Sat*

どれだけ宝を見つけるか

日水金と。
巡る奈良公園芸術セミナー「やまとの地宝-遺物が語る奈良の歴史-
奈良学ナイトレッスン「日本神話の女性たち」第1夜「恋する妹と見守る姉
-イザナミとアマテラス」
古都に学ぶ~じぶん流 奈良の楽しみ方~「阿修羅と戒壇堂四天王~
天平仏のスターをめぐって~」&「奈良の魅力と楽しみ方」
のお話を聞いてきました。
奈良、古事記、奈良。
そして明日は、また古事記(苦笑

旧暦だと2月下旬になるそうですが、一応本日で古事記1300歳だそうで。
(安万侶さん、阿礼さん!)

昨年暮れ、中国の博物館で初の「日本考古展」が行われたそうです。
古代中国から海を渡ってきたものにとっては、里帰り展示。
その中で。
4000年の歴史というけれど、中国では遺っていないのにこの日本で
遺ってる、例えば皮のポシェット
なんて、聞いて思わず嬉しくなる。

どんな遺物にも、作った人や手にした人や時に遺そうとした人が
いるのだから。
どんな思いでどんな状況で、そう思いながら。
知れば知っただけ、会う(会える)のが楽しみになる。

仏像のことも未だよく知らず。
四天王って、害を与える人に罰を与える役割なんですね。
下位の仏様ほど衣装も飾りも華やかで、人の世に近くなる。
昨夜は仏像大好きモデルのはなさんが「綺麗かっこいいお洒落」って
お薦めなど紹介して下さったのですが。
楽しみ方は、人の数ほど。

作られ守られ大事にされてきた、その時間と願いと続く祈りを。
仏像に限らず、そこにある先人の知恵と思いを。
あまりにも豊かなその精神世界を。
ひとつずつ知るたび教わるたび、宝を得た気持ちになる。
お先にごめん、みたいな(笑

足元に目を向けるのが遅かったから。
これからどれだけ宝と出会えるか、そこに在る心に想いに気づけるかなって。
学びながら、そんなこと思ってます。
そうとう来たかった(生まれたかった)であろう、今のこの地で。
繋げたいし繋がって欲しいし、まずは自分が知るとこから。
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2012
01/21
*Sat*

好去好来の歌

引用長文、見にくくってすみません
どうしたものかと考えたのですが、、とりあえず。
今日の上野先生の万葉講座でお話あった、山上憶良さんの歌。
/の右側が訳文です。
旅立つ人に、旅立ったことがある人に、一緒に読んでもらえたらなと。

好去好来(かうきよかうらい)の歌一首

神代(かみよ)より 言ひ伝(つ)て来(く)らく/神代から言い伝えてきた
そらみつ 大和(やまと)の国は/(そらみつ)大和の国は
皇神(すめかみ)の 厳(いつく)しき国/すめ神々たちも神々しき国
言霊(ことだま)の 幸(さき)はふ国と/言霊の加護ある国と
語り継ぎ 言ひ継がひけり/語り継ぎ、言い継いできた
今の世の 人もことごと/今の世の人ことごとくに
目(ま)の前に 見たり知りたり/まのあたりに、目にも見て知っている
人さはに 満ちてはあれども/人たるものは世に満ち満ちてはいるけれども
高光(たかひか)る 日の大朝廷(おほみかど)/高光る日の朝廷の
神(かむ)ながら 愛(め)での盛りに/神のごとき深慮のままにご寵愛を受けて
天(あめ)の下 奏(まを)したまひし/天下の政にたずさわった
家の子と 選ひたまひて/名家の子としてお選びになられた(あなた)
勅旨(おほみこと)/大命の
<反して、大命(おほみこと)と云ふ>
戴(いただ)き持ちて/降下を受けて
唐(もろこし)の 遠き境(さかひ)に/唐の国の遠き地に
遣(つか)はされ 罷(まか)りいませ/遣わされて旅立たれると・・・
海原(うなはら)の 辺(へ)にも沖にも/海原の辺にも沖にも
神留(かむづ)まり うしはきいます/鎮まってその道を支配したもう
諸(もろもろ)の 大御神(おほみかみ)たち/もろもろの大御神たちが
船舳(ふなのへ)に/船の舳先に立って
<反して、ふなのへにと云(い)ふ>
導(みちび)きまをし/導き申し上げ
天地(あめつち)の 大御神たち/天地の大御神たち
大和の 大国御魂(おほくにみたま)/大和の大国魂の神が
ひさかたの 天(あま)のみ空ゆ/(ひさかたの)大空高くから
天翔(あまがけ)り 見渡したまひ/天翔けて見守りになる!
事終(を)はり 帰らむ日には/官命をお果たしになって帰ろうとするその日には
また更に 大御神たち/またさらに大御神たちが
船舳に 御手(みて)うち掛けて/船の舳先にかの神の手をかけて
墨縄(すみなは)を 延(は)へたるごとく/大工の使う墨縄を打ち引いたかのごとくに
あぢかをし 値嘉(ちか)の岫(さき)より/(あぢかをし)値嘉の崎より
大伴(おほとも)の 三津(みつ)の浜辺(はまび)に/大伴の御津の浜に
直泊(ただは)てに 御船(みふね)は泊(は)てむ/一直線に御船は進んで到着するであろう
つつみなく 幸(さき)くいまして/つつみなくご無事に旅立たれて
はや帰りませ/いち早く帰ってきませ(大使様!)

反歌

大伴の/大伴の
三津の松原/御津の松原を
掻(か)き掃(は)きて/掃いて清めて・・・
我立ち待たむ/我は立って待っていましょう
はや帰りませ/早く帰りませ
難波津(なにはつ)に/難波津に
御船(みふね)泊(は)てぬと/御船が到着したと
聞こえ来(こ)ば/聞いたなら・・・
紐解(ひもと)き放(さ)けて/紐解いて
立ち走(ばし)りせむ/走ってまいります(お帰りになる日まで結んで解くことのなかった紐は、その日は解いて大宴会をばいたしましょう)

天平五年三月一日に、良(ら)の宅(いへ)にして対面し、献(たてまつ)るは三日なり。
山上憶良(やまのうえのおくら)

謹上 大唐大使卿(だいたうだいしきやう)  [記室(きしつ)]
(巻五の894~896)

万葉古代学研究所東京講座1/21上野誠氏「三笠の月」資料より


旅立つ前に訪ねて来た次期遣唐大使に老齢の憶良さんが歌った
はなむけの歌、だそう。
歌と同じ年に亡くなっているところからおそらく、訪問に感激しながらも
病床で力振り絞って「どうぞご無事で」と。

無位無官から42歳で遣唐使に任命され、帰国後貴族となり皇太子の
家庭教師もし、74歳で亡くなったという憶良さんの。
今に遺された言霊語るその歌を聞きながら。
唐に渡るわけでも、船出でもないかもしれないけれど。
(一般庶民だし
故郷を出る(出た)人へ、海の向こうに渡る(渡った)人へ
慣れた場所から動く(動いた)人へ、新しいことが始まる(始まった)人へ
時をまたいで地の子の無事願う、まるで国魂の声のように感じ(潤目

↓こちらの歌も。

天平五年癸酉、遣唐使の船難波を発ちて海に入る時に、親母の子に贈る一首

秋萩を 妻問ふ鹿こそ/秋萩を 妻として鹿は
独り子に 子持てりといへ/独り子しか持たないという
鹿子じもの 我が独り子の/その鹿と同じき わが独り子
草枕 旅にし行けば/その独り子が 旅に出るので・・・
竹玉を しじに貫き垂れ/わたしは 竹の玉を いっぱい通して垂らして祈る
斎瓮に 木綿取り垂でて/わたしは 清らかな甕に 木綿を垂らして祈る
斎ひつつ  我が思ふ我が子/物忌みをして わたしは祈る 我が思う子よ
ま幸くありこそ/無事であれ!と

反歌

旅人の/旅人が
宿りせむ野に/宿を取る野に
霜降らば/もし、霜が降ったなら
我が子羽ぐくめ/我が子を その羽で包んで暖めてやっておくれ
天の鶴群/天高く飛ぶ 鶴たちよ

(巻九の1790・1791)

万葉古代学研究所東京講座1/21上野誠氏「三笠の月」資料より


祈った人がいてそれを遺そうとした人がいて、後に伝わって。
未来の子への祈りとなって、今も生き(活き)てる。
それが万葉集なのだなぁと、まだまだ浅学ながらつくづく。

そして、
憶良さんのもと訪ねた遣唐大使を乗せた一行、遣唐使船ですが。
全4船のうち、流されながらも日本に戻ってこれたのは大使乗せた船と
もう1船。
あとの2船で助かったのは4名だけだとか。
語るも涙の遣唐使、祈るも海渡るも命懸け。
詳しくは奈良博西山先生のコラムが参考に ⇒「はるかに遣唐使を想う

また今日も。
万葉人に泣かされました。

2012
01/15
*Sun*

根麻呂さんに会いに行く

昨日やっと読み終えた、大海人皇子(のちの天武天皇)が主人公
壬申の乱がテーマの「天の川の太陽」。
息子を次期天皇にしたい兄天智天皇に疎外され、身の危険を感じて
出家、吉野に隠遁する皇太弟大海人皇子。
耐えに耐えて戦略練り準備を計り時を待ち、東国(尾張・美濃・伊勢他)
の大軍率いて決起する。

って、小説とは言え、大海人側舎人(とねり)たちの熱い主従関係と
有能さにもーう惚れ。
大事にするから、大事にされる。
思わずこちらまで仲間の如く、もっともっと学び磨かねばって今更ながら
志気上がり。
三河の血が騒ぐのか、1340年も前のことだというのに(苦笑

で、さっそく胸ときめく有能功臣舎人衆を調べてみたら・・
天保二年(1831)に発掘されたという根麻呂さんの墓誌に骨壷、東京
国立博物館所蔵(国宝!)
、ただ今展示中。
やった!!

ということで。
行ってきました、壬申年将軍書根麻呂(文祢麻呂:ふみのねまろ)さんに
会いに。
語らうことしばしあれこれ、こんなところで会えるとは(潤目
物語の中、勝利が決まった瞬間、身近だった主君が手の届かない
日の本の国の天皇となる。
距離開く互いの立ち位置、歓喜の後ろの寂しげな光景。
その後の人生はみんな、幸せだったろうか。
相対した天智天皇の息子大友皇子しかり、出自の身分の見えない壁は
敵も味方も厚く痛く悲しい。

それでも。
みなさんのお蔭で心弾み、過去に学んでます。
後の世で今、なんて。

文祢麻呂墓より出土の銅製骨壺と銅箱
東京国立博物館展示品の文祢麻呂墓より出土の銅製骨壺と銅箱(Wikipediaより)

このあと渋谷で石見神楽の予定でしたから。
他の展示は駆け足鑑賞でしたけど(汗
叡尊さん、鎌足さんにも会えましたょ。
鹿曼荼羅も!
そして、土偶・埴輪がなんともかんとも魅力的で。
いいなぁ、また行こう。会いに。

こちら今日の東急東横店屋上にて石見神楽。
(ちょうど2、3日前に話題に出たばかり、ラッキー!)
↓恵比寿さん鯛を釣るため餌(飴)を蒔く、のところ。

石見神楽恵比寿 

2012
01/09
*Mon*

この連休は

category : 読書 | 日記 | 日記
江戸東京博物館 に行ってきました。
昨夜大河ドラマ観て、さっそく平清盛展(苦笑
せっかくなので、常設展も初鑑賞。

道中、大海人皇子(後の天武天皇)が主人公の「天の川の太陽」を
読みながら向かいましたから。
今日一日で飛鳥時代に始まって平安末期、江戸から明治・昭和の東京。
濃いタマノヲ駆け足旅。

華やかな一面の後ろにある、乱に戦に震災に空襲。
って、いやもう。
滅んでも壊れても倒れても。
人は生きて生きて、今に成る。
見事に。

昨日一昨日、山積みの本に手を伸ばしてたのですが。
河合隼雄(心理学者)中西進(国文学者)山田慶兒(科学史研究者)、
この先生方が風土記を語る対談本「むかし琵琶湖で鯨が捕れた」から
一部下記抜粋。

「折口信夫の意見では、女は地霊(ちれい)を帯びている。だから、その女と結婚することは土地の霊を掌握したことになります。采女(うねめ)などを宮廷で召しださせるのも、各地の女と結婚することによって支配権を確立したということでしょうね。・・」

「例の天孫族が出雲に来て国を献上せよと言った時、言代主の神は出雲の美保の崎で鳥の遊びをしていたというんですが、これは鳥を祭ってその言語を聞くという一つの儀式じゃないかと思うんです。遊びというのは本来アソになる、つまり心がトランスになって神託を受ける状態になることだと思います。」
「その場合の鳥というのは祖霊でしょう。だから鳥の言葉を聞くことは先祖の言葉を聞くことになる。」
「広い意味で死者の言葉を聞くわけですね。」

「浦島が仙都(とこよ)に行ったときに出てきた子どもたちの名が昴星(すばる)とか畢星(あめふり)だっていうんでしょう?こういう、星が海中の宮殿にいるというのはおもしろくないですか。」
「恐らく海中と天上は一緒と考えられていたんでしょう。ずうっと向こうへ行けばつながっているというイメージだと思います。」
「アマ(漁師)とアメ(天)は通じますしね。」

「・・屋根というのそもそも魂の通路なんですね。だから、人は死ぬと屋根を通って昇天する。・・」
「五月には屋根の上へ上ってはいけないというんです。魂だけが抜けて昇天して、抜け殻になってしまうから。」
「・・木の芽どきは魂が抜けると言いますからね。・・すごい変化が起きるときだから。」

「笛の音というのは浸透性が高いんです。川も越えられるし壁も越えられる。通路のないところを通れるということで、魂の象徴になる。」
「お能の笛はそうですね。ヒューっと鳴ると幕が上がって出てくる。あれは魂を呼ぶんですね。」

(河合隼雄・中西進・山田慶兒共著「むかし琵琶湖で鯨が捕れた」より抜粋)

↑面白くないですか!?
今年も相変わらず、師は先人。

「天の川の太陽」も。
文庫の下巻の、残るはおおよそ470ページ。
読みながら志気、上ってます。

2012
01/03
*Tue*

あけましておめでとうございます。

category : ごあいさつ | 日記 | 日記
今年ほど、この慣れた挨拶を温かく感じる年はありません。
昨年も。
ありがとうございましたm(_ _)m
今日も。
覗いて下さってありがとうございます^^

先ほど帰省先の愛知から戻ってきたのですが。
今年もまた昨日、伊勢神宮に初詣に行ってきました。

伊雑宮
伊雑宮

遷宮地に白い覆いが建っていたり、内宮の参集殿が新しくなっていたり。
外宮の勾玉池の横にも休憩所の様な建物(建物名忘れ)ができていたり。
神宮も再生中。
目新しい様相にはなっていましたけど。
外宮、内宮、伊雑宮。
薄雲広がる伊勢市駅前だったのに、ぽっかり空いた各社の上空
眩しいほどの青空が、もーうあまりに清々しくて神々しくて。
参りました、感無量。
また無事に参拝できたこと、ただただありがたいです。

空勇号

こちら↑内宮の空勇(そらいさお)号。
なんだか温かい。

そして帰省時、義妹Kちゃんがアイリッシュ音楽に関心ある旨判明。
思わずニンマリ。
(やった!笑)

みんな元気で。
心温まる、笑顔溢れる年でありますように。
今年もよろしくお願い致します。

さぁて、古事記編纂1300年・・

※今日のきなこ↓です。
きなこ20120103

Copyright © たまより日記 All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ (ブログ限定配布版 / 素材: BEE)  
 
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人生が輝き出す名言集 第2章



presented by 地球の名言

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たまよりあまくり

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スコットランドにアイルランド、
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