This Category : 読書

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2013
06/22
*Sat*

もいちど金王八幡宮

category : 読書 | 日記 | 日記
すみません
6/1(土)の日記、一部訂正ですm(_ _)m
算額3点、宝物館に展示してありました!
神主さんにお願いしなくっても見られます。
写真もOK、確認済。

天地明察

読みましたよ、『天地明察』。
江戸時代、四代将軍家綱から五代将軍綱吉の頃、星を観測し算術を使って
日本独自の暦を作った渋川春海(安井算哲)さんのお話。
なんとまぁこれが、、今でよかったです、読んだのが(ホント

碁打ちの主人公が江戸で住んでいるのが会津藩邸で、改暦の命を下すのが
会津藩の初代当主保科正之。
『会津家訓十五箇条』を記した場面も出てきました。
「会津藩主は他藩に倣わず、ひたすら幕府に尽くせ、それができない藩主に
家臣は従うな」(『天地明察』より)
って、、これで身を滅ぼす幕末の会津・・(あぁ胸痛

主人公が心惹かれ憧れる天才算術家の関孝和さん。
一昨日のBS歴史館で取り上げられてました。(感動!!)
関さんの生みだした定理が今でもスーパーコンピューターの効率を上げるのに
役立っているそう。
同時期、海の向こうで発表された計算とまったく同じ算法をこの日本で考え記し、
1年も早く出版していたと。
海外でも偉業を知られる、今に繋がる世界水準の“和算の聖人”。

金王八幡宮神門

主人公がその関さんの算術と出会ったのが金王八幡宮、
奉納された算額の絵馬に一瞥で記されたかのような見事な解答。

算額

宝物館に展示されていたのはこちらの算額。
あと2点ありましたけど、ケースのガラスが光ってうまく撮れませんでした><
当時問題を記しては神社や寺院に奉納、そして見た者はその解答を試みた
のですって。
老若男女身分問わずの算術ブームって、すごい!

そして主人公の師で共に改暦事業に関わる、神道家の山崎闇斎(あんさい)。
今日の講義でちらりと名前が出てきました。
山崎闇斎の弟子だった幕府寺社奉行が出雲大社の造営遷宮事業計画を
積極的に支援した、と。
見覚えある名前が出てくると、睡魔も飛びますょね(笑

神道と言えば、、崇敬する関さんの書いた本を前にした主人公が思わず拍手
(かしわで)を打つ場面で。

 左手は火足(ひたり)すなわち陽にして霊。
 右手は水極(みぎ)すなわち陰にして身。
 拍手とは、陰陽の調和、太陽と月の交錯、霊と肉体の一体化を意味し、火と水が交わり火水(かみ)となる。拍手は身たる右手を下げ、霊たる左手へと打つ。己の根本原理を霊主に定め、身従う。このとき火水は神に通じ、神性開顕(しんしょうかいけん)となって神意が降りる。
 
冲方丁著『天地明察』より

そうそうそう!
主人公はのち、神道家にもなるのですけど。
折々出てくる神道の思想のあれこれにまた、胸震えました。
↑は文庫上巻135ページから。
土津公(はにつこう=保科正之)の
「土(はに)とは、神道において宇宙を構成する万物の根源であり、その最終的な
姿を意味している。
 神と霊と人の心とを結ぶもので、神も霊も心も、結局は同じものが別の形を
とっているのだ、という道理をあらわす上で、なくてはならない言葉である。」
文庫下巻126ページ・・・等々。

失敗して失敗して失敗して、大切な人たちを何人も見送って。
23年かかった、改暦の儀。
良かったなぁ、『天地明察』
いいなぁ、渋川春海他江戸の世の各スペシャリスト。
今頃、ハマってます(苦笑

部屋の片づけもしたいところですが、、
明日は科博に行ってみようかな。
渋川さんが作った暦と地球儀・天球儀を見に。

今日の金王八幡宮は賑やかでしたよ。
こちらは源頼朝が植えたという金王桜↓

金王桜
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2012
04/21
*Sat*

戦国時代のハラノムシ

category : 読書 | 日記 | 日記
虫は苦手なんですょ。
苦手なんですけど、、
昨夏出会った百鬼夜行絵巻に続いてハマってしまった。
戦国時代のハラノムシ―『針聞書(はりききがき)』のゆかいな病魔たち

戦国時代のハラノムシ

昼寝の虫やら気絶の虫やら、欠伸(あくび)の虫やら腰抜の虫、
悩みの虫に笠をかぶった脾臓の笠虫って、、
ひとりで笑うにはもったいない!
と思いきや、
九州国立博物館でフィギュアやぬいぐるみ他「針聞書シリーズ」なるものが
売られてました(笑
虫一覧、その滑稽な姿形をこちらぜひ!!
九博収蔵品ギャラリー『針聞書』虫をもっと見る

ちなみに欠伸の虫、「虫が心臓に侵入すると、とりつかれた人は
大あくびをする。そして、心臓の血流が乱されると睡魔に襲われる。」
のだとか。
治療法も出てるのですけど、戦国時代のみなさん、素敵すぎ!

それもこれも、

レントゲンや顕微鏡のなかった時代、病気を虫の形であらわすということは、そうすることでその正体を明らかにし、患者が安心して病気と向き合うための治療法のひとつでもあったのです。

「戦国時代のハラノムシ 『針聞書(はりききがき)』のゆかいな病魔たち」より

って、ますます感心。

それにしてもこのところ。
勉強しなくちゃなんですけど、気があちこち向いてばかり、、
なんて思って見てたのですが、
残念ながらそんなハラノムシさん、載っていませんで。 

さて、
まだ続きを読んでみないと。(実は途中
そんなこんなやあれやこれや、
お蔭さまで何と言うわけでもないですが、毎日楽しくて仕方ない。
・・あ、これやっぱり笑い虫、か(苦笑

この愉快な本、
鏡リュウジ(@Kagami_Ryuji)さんのツイートで教えていただきました。
いや~、出会えてほんと嬉しい。

2012
01/09
*Mon*

この連休は

category : 読書 | 日記 | 日記
江戸東京博物館 に行ってきました。
昨夜大河ドラマ観て、さっそく平清盛展(苦笑
せっかくなので、常設展も初鑑賞。

道中、大海人皇子(後の天武天皇)が主人公の「天の川の太陽」を
読みながら向かいましたから。
今日一日で飛鳥時代に始まって平安末期、江戸から明治・昭和の東京。
濃いタマノヲ駆け足旅。

華やかな一面の後ろにある、乱に戦に震災に空襲。
って、いやもう。
滅んでも壊れても倒れても。
人は生きて生きて、今に成る。
見事に。

昨日一昨日、山積みの本に手を伸ばしてたのですが。
河合隼雄(心理学者)中西進(国文学者)山田慶兒(科学史研究者)、
この先生方が風土記を語る対談本「むかし琵琶湖で鯨が捕れた」から
一部下記抜粋。

「折口信夫の意見では、女は地霊(ちれい)を帯びている。だから、その女と結婚することは土地の霊を掌握したことになります。采女(うねめ)などを宮廷で召しださせるのも、各地の女と結婚することによって支配権を確立したということでしょうね。・・」

「例の天孫族が出雲に来て国を献上せよと言った時、言代主の神は出雲の美保の崎で鳥の遊びをしていたというんですが、これは鳥を祭ってその言語を聞くという一つの儀式じゃないかと思うんです。遊びというのは本来アソになる、つまり心がトランスになって神託を受ける状態になることだと思います。」
「その場合の鳥というのは祖霊でしょう。だから鳥の言葉を聞くことは先祖の言葉を聞くことになる。」
「広い意味で死者の言葉を聞くわけですね。」

「浦島が仙都(とこよ)に行ったときに出てきた子どもたちの名が昴星(すばる)とか畢星(あめふり)だっていうんでしょう?こういう、星が海中の宮殿にいるというのはおもしろくないですか。」
「恐らく海中と天上は一緒と考えられていたんでしょう。ずうっと向こうへ行けばつながっているというイメージだと思います。」
「アマ(漁師)とアメ(天)は通じますしね。」

「・・屋根というのそもそも魂の通路なんですね。だから、人は死ぬと屋根を通って昇天する。・・」
「五月には屋根の上へ上ってはいけないというんです。魂だけが抜けて昇天して、抜け殻になってしまうから。」
「・・木の芽どきは魂が抜けると言いますからね。・・すごい変化が起きるときだから。」

「笛の音というのは浸透性が高いんです。川も越えられるし壁も越えられる。通路のないところを通れるということで、魂の象徴になる。」
「お能の笛はそうですね。ヒューっと鳴ると幕が上がって出てくる。あれは魂を呼ぶんですね。」

(河合隼雄・中西進・山田慶兒共著「むかし琵琶湖で鯨が捕れた」より抜粋)

↑面白くないですか!?
今年も相変わらず、師は先人。

「天の川の太陽」も。
文庫の下巻の、残るはおおよそ470ページ。
読みながら志気、上ってます。

2011
08/21
*Sun*

忘れものの神様ブンガブンガキャーより

category : 読書 | 日記 | 日記

「これが小石か、蛙か。たしかなことはだれにもわからんがや。だいじながは、わりの心に合わせて、小石が蛙になったり、蛙が小石になるちゅうこっちゃがい。わりが弱かったら、草でも蛇になって襲うてくる。わりがみんなをきらいやったら、ヒマワリでもごろつきになってけんかを吹っかけるわい。そのかわり、わりがちゃんとしとったら、草でも花でも、畑のカボチャでも、わりに何でも教えてくれるわいや」

「執着しすぎる者(もん)からも盗まんならんがや。神様やさかいな。人間のことをいろいろと考えとるがやぞ」

芝田勝茂著「ふるさとは、夏」より


帰省前にアップしようと思っていたのに、下書きがきれいさっぱり
消えている。
ここのところ度々、昨日も。
勘弁して下さい、ブンガさん。

松の木の神様に嫌われ者の神様、池と川の神様に雑神たち。
村の賑やかな神様たちにも事情があって、時には寄り合い話し合い。
そんな神様に頼まれごとをされる、少年の夏休み。

時折出会う児童書で思うこと多いもので。
小学1年生になった姪っ子にお願いしてきました。
「イイ本があったら教えてね。」
はてさて、「イイ」がどう伝わってるか。
それより、ちゃんと覚えててくれるかな(苦笑

ふるさとは、夏

2011
01/26
*Wed*

シロクマはハワイで生きる必要はない

category : 読書 | つぶやき | 日記

「シロクマはハワイで生きる必要はない」というのは、私がこの本を執筆していた当時、人間関係にがんじがらめになった子どもたちと分かち合いたい言葉だった。もう、だめだ、と思ったら逃げること。そして「自分の好きな場所」を探す。ちょっとがんばれば、そこが自分の好きな場所になりそう、というときは、骨身を惜しまず努力する。逃げることは恥ではない。津波が襲って来るとき、全力を尽くして逃げたからと言って、誰がそれを卑怯とののしるだろうか。
 逃げ足の早さは生きる力である。
 津波の大きさを直感するのも、生きる本能の強さである。
 いつか自分の全力を出して立ち向かえる津波の大きさが、正しくつかめるときが来るだろう。
 そのときは、逃げない。

(梨木香歩著「不思議な羅針盤」より)

「シロクマはハワイで生きる必要はない」
もう、ガツンときました。

そしてここは、大事な自分の好きな場所。

不思議な羅針盤

返却日(図書館)過ぎちゃったから、明日大慌てで返却です


2010
11/14
*Sun*

風月同天

category : 読書 | 日記 | 日記
※以下「」と□枠内、西山厚氏著『仏教発見!』より引用です。

「山川異域  山川、域を異にすれども 
風月同天  風月、天を同じうす
寄諸仏子  諸(もろもろ)の仏子に寄せて
共結来縁  共に来縁を結ばん」

天平時代、日本の長屋王が中国の僧侶に送った千枚の袈裟に刺繍
されていた詩。
先日西山厚先生の『仏教発見!』を読みながらの帰り道、空を見上げて
広がった。
実家の家族や遠くの友達、大好きな昔々にまだ見ぬこれから先出会う
人たち、長屋王もこの詩を見た鑑真和上も、さっきまで一緒にいた職場の
人も今覗いて下さったみなさんも。
千年前も百年前も今も未来も風月同天、って。

仏教発見!

先々月足を運んだばかりの唐招提寺の。
鎌倉時代から伝わる釈迦如来像の像内には
「必ず必ず、これらの衆生より始めて、一切衆生、皆々、仏となさせ給へ」
という文書が納められているそうで。
その左には多数の名前が列記してあり、人の名前に交じって、クモ・ノミ・
シラミ・ムカデ・ミミズ・カエル・トンボ・カなども書かれているのだとか。
「人間だけでなく、動物や植物までもが栄える世にしたいと願った人、
自分たちと同じく、ノミやシラミも仏になることを祈った人が、かつてこの
国にはいたのである。」

江戸時代、大仏が復興するまで安眠しないと誓った公慶上人。
座って眠った7年の歳月。
奈良・鎌倉・桃山・江戸、いろんな時代の継ぎ接ぎの東大寺の大仏は
何百万人もの各時代の人たちが繋げ残してくれた思いのチカラ。
小さな手が集まってできた、大きな大きなその姿。

「なぜ真言行者の多くが魔道に落ちるのか」と疑問に思った鎌倉時代の僧、
熱心に修行に励む若き日の叡尊さん。
後年蒙古襲来の際に祈ったのは「東風を持って、兵船を本国に吹き送り、
乗る人を損なわずして、乗るところの船を消失せしめたまへ」

仏教が伝来した6世紀、最初の出家者となった女性17歳の善信尼さん。
仏教受容に反対した物部氏が滅ぶと、百済に行って学びたいと申し出る。
「1,400年以上前のわが国は、若い女性が国外で勉強したいと希望し、
それが実現する国家であった。」

薬師寺金堂再建に力を尽くし修学旅行生たちに話をし続けた高田好胤さん。
「子どもたちの中に種をまいていると思ってきたのは、私の思いあがり以外の
何ものでもなかった。私自身が、これまで相手をしてきた何百万人かの
子どもたちによって、心に幸せの種をまいてもらってきたのだ。・・」
後に成長したその子たちが金堂復興を支援するようになる。

以前聞いたお話も、初めて目にしたお話も。
仏教徒でもなく仏教を学びたいと思っているわけでもないけれど、ただ
西山先生のお話を聞きたいなぁと思って手にした本で、知らなかったかつての
想いを知らされて。
沁みて沁みて、遠かった人たちが近くなって。
届いた想いが、また次へのチカラとなって。
風月同天 共結来縁
今にもちゃんと届いてる、長屋王の歌。

・・ただ古いだけのものに人は心をうごかさない。二十年前、初めて正倉院宝物を手にした時、古いものほどできがいいことに驚かされた。であれば、人間の歴史とは一体なんだったのだろうか。正倉院宝物に限らず、千二百年以上の長きにわたり、大切に守られ、伝えられてきたものは、光を放っている。私たちのなまざしの強さにより、その光はさらに輝きを増していくような気がする。

かなり泣かされましたから。
昼休みや移動中は要注意です。
眼充血、鼻ズルズル(苦笑

2010
11/06
*Sat*

もーう、戸主さん!!

category : 読書 | 日記 | 日記
↑これね、戸主(へぬし)さんって読みます。
もうすぐ読み終わる山之口洋さん著「天平冥所図会」の中でメイン人物、
葛木連戸主(かつらぎのむらじへぬし)さん。
歴史ファンタジーですけど、一応実在した人物だそうで。
帯には天平時代の小役人なんて書かれてますが。

天平冥所図会

これを読みながら、東京国立博物館の特別展「東大寺大仏
天平の至宝」に行ってきたのですょ、今日。

記念講演のあとの会場はかなりの賑わいでしたけど。
幸い、先週も講演を聞きに行きましたから。
台風のお蔭、人もまばらで静かな会場内をその際ゆっくりじっくり
鑑賞できたのでした。
良かった~。

なので、今日は新たに展示された正倉院宝物がお目当てで。
そそくさと目的地まで行ってみたならば、、、
展示宝物の中に戸主さんの署名があるじゃないですか(驚
本文中にある通り、勤務先施薬院の必要薬物を請求する文書の中。
そうそう、並んで署名のこの人もあの人も。
それも、宝物献上の大仕事の最中起きた事件に関わる屏風に並んで。
もーう、戸主さんったら!!
なんとなく、字もそのまんま(苦笑

ちょうど読んでる辺り、不慮の事故で亡霊になった戸主さんが奥さんと
一緒に宮中の難題を紐解きして、ひとつ事が済んだところ。
このタイミングで、ここで会えるとは・・って、思わずひとりで感動涙目
苦笑い。
だって戸主さん、まるで平城の京の奥さんのところだけでなく、
平成の東京の博物館まで来てしまった、みたいな(笑

残るお話はあと少しですが。
物語と展示宝物と、このたび2度面白い戸主さんでした。

東大寺メモ

他の展示も良いですよ!
一面絵柄がつけられた銀の壺や伎楽の面、音声菩薩に片手を挙げた
誕生釈迦立像。
描かれた姿や表情に頬緩みながら、今に残る布や紙製品に目頭熱く
なりながら。
開眼会で使われた筆に結縁の紐。
東大寺再建に精を尽くした重源上人に公慶上人。
展示物を守り伝えてくれたたくさんの人たちにありがとうって、
言いたくなる。

2010
07/10
*Sat*

仏果を得ず

category : 読書 | 日記 | 日記
仏果(ぶっか)って、仏道の修行によって得た仏の境地のことだそう。

仏果を得ず

三浦しをんさん著「仏果を得ず
題名の意味もわからず読み始めたのですが、「“好き”が過ぎると
バカになる」って帯のごとく、古典芸能の文楽に賭ける主人公に
こちらが熱くなりました。

語る太夫と三味線弾きと人形遣い。
古典物語の登場人物の立場境遇心情を想い、そこにある作者の
意図想いを考え、今瞬間の仲間の状態感情を読み取って。

「・・そこでは時間を超えて、ひとの心が交りあう。三百年前の人々の
感情が自分のものになり、自分のものとなった感動が、三百年後の
人々にもきっと伝わると信じられる。」
(三浦しをん著「仏果を得ず」より)

主人公が語る演目と並んで進む物語の展開に、すっかり未知の
世界の文楽なのに引き込まれて。
思わず、近々どこかで公演がないかなぁって検索してまった。

揺れ迷い足踏みした後の、
   生きて生きて生きて生き抜く。(←このシーン圧巻!)
   すべてを捧げても惜しくない。
って、もう、爽快。
その一途が、その仲間が、歩む道があるのが羨ましい。

先日の「神去なあなあ日常」が面白かったので、三浦さんの著作を
続けて読んでいるのですが。
この前に読んだ「白蛇島」も良かったです。
異界が見えてしまう主人公が、故郷の大祭時に帰省して遭遇する
島の謎と禁忌と命懸けの活躍と。
そしていつもどんな時も共に助け合える、兄弟以上の幼なじみ。
夏の夜にぴったり(苦笑
島の秘密といえば。
祖父母の島にもあったりして、、なんて。

とにもかくにも一度、文楽を体感してみたいです。

白蛇島  神去なあなあ日常

2010
07/04
*Sun*

初めはギョッとしたけれど

category : 読書 | 日記 | 日記
昨日のことなんですけどね。
思わずギョッとしたのです、心中「失敗っっ><」って。
ミクシィコミュで知って予約した児童書「千年の時をこえて」を
図書館で受け取って。
思い切り子供用風情の表紙に、今から電車の中で広げるには
勇気が要るなぁと(汗

千年の時をこえて

それでも、その後足を運んだ健康診断の会場で待ち時間が結構
長くって。
これが有るってあてにしてたから他の持ち合わせは無いし、
仕方ないので諦めて広げてみたら、、、
良かったのですよ~、それが。

小学生の女の子が言霊祀る神社で神社の初代神官の息子である
少年に出会って。
少年や神社の神主さんに万葉の歌の意味を教わりながら、
人の心を考えるようになる。
少年との時間が楽しくて別れたくなくて、それでも、住む世界が違う
その少年の為に自分はどうすべきなのか。
教わった歌を想いながら、自分の心に向き合って。

みなとなるアシの末葉(うらは)は、たれか手折(たお)りし。
我が夫子(せこ)が振る袖見むと、我ぞ手折りし。

この歌と同じように、わたしは自分に質問して、自分で答えた。
(マコマに、もう死んでいると伝えるのは、だれですか。
マコマがあぶないことにならないように、わたしが伝えます。)

沢村凛著「千年の時をこえて」より


1,000年前の少年マコマが、歌を用いて今の人の心を想い解く。
まるで、万葉の歌が心の辞書のようで。

当初読まずに返却が頭をよぎったのですけど、読めて良かった。
それもこれも、長かった待ち時間のお蔭で。
わからないものですね、結果正解。

2010
06/26
*Sat*

渡りの足跡

category : 読書 | つぶやき | 日記

生物は帰りたい場所へ渡る。自分に適した場所。自分を迎えてくれる場所。自分が根を下ろせるかもしれない場所。本来自分が属しているはずの場所。還っていける場所。
たとえそこが、今世では行ったはずのない場所であっても。
(梨木香歩著「渡りの足跡」より)


久々に梨木香歩さんのエッセイを読みました。
渡り鳥を観察し足跡たどった「渡りの足跡

渡りの足跡

まるで、鳥の観察を見てそこに自分を観たような。
今回も、自分の中にある言葉にならない言葉をそこに見つけて。

振り返れば、自分は渡り鳥に似てるなと。
そして今、戻ってきたところ。


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人生が輝き出す名言集 第2章



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